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もうこういうのを描く季節。
30日締め切りの、「スーパークロスワード」誌のイラストパズル、大人の前倒しで、完了。
それから、たぶん今週に正式依頼が来るであろう、「まちがいさがしメイト」誌の、CHUN-CHUNの間違い探し、大人の依頼前かつ前倒しで完了。 が、もし今週電話があって、「あ、サノさん、CHUN-CHUNの間違い探しは今号からナシです」と言われちゃうと、幻のレアな一品となる一作です。ウィルコムが、ミントタブレットの「フリスク」のケースと、ほぼ同じサイズの携帯電話を出したという。それでは、お笑いコンビ「そんなこんな」に漫才をお願いしましょう。お題は「携帯電話」。テンテンテケテケテケン。そんな「そんなでーす」こんな「こんなでーす」そんな「いやーほんとにねぇ」 こんな「はいはい」そんな「最近は携帯電話も進みましたねぇ」 こんな「ほんまやねぇ」そんな「あ、知ってるか? 今度、フリスクのサイズの携帯電話が出るそうやで」 こんな「フリスク?」そんな「ほらあるやないか、ミントのスーッっとするやつの」 こんな「あー、あるねぇ、ミントとかのねぇ、あ、あの大きさになるんか?」そんな「そや、小さいやろ」 こんな「小さいねぇ」そんな「そのうちもっと進んで、こんななったりするかもしれへんな」(そんな、小さい電話を人差し指と中指と親指でつまむように) こんな「え、こんな小さなるか?」(こんな、おなじく小さい電話を人差し指と中指と親指でつまむように)そんな「いやぁ、技術的には可能かもしれへんで」 こんな「おい、こんな小さかったら…」(こんな、つまんだ指先を見つめながら)こんな「話す時に、つい…」(こんな、つまんだ指さきを口先に持って行きながら)こんな「もちもちー、もちもちー」そんな「なんで小さい子供みたいなしゃべり方やねん!」こんな「いや、小さいからつい、もちもちー、どちらしゃんでちゅかー」そんな「なんでやねん」こんな「こんな小さい携帯見てたらね、つい、もちもちー、こんなでちゅー」 そんな「もぉええっちゅうねん」 こんな「ピッ」そんな「まぁしかし、最近はみんなスマートフォンゆうのになってきたねぇ」 こんな「ああ、僕はアレ、キライやねぇ」そんな「おお、キライか? なんでや?」 こんな「いや、なんでって、ほらみんな電車の中とかでやな」そんな「はぁはぁ」 こんな「指をこうヨコとかタテとかシュッシュッシュッシュ動かして」そんな「はあはあ」 こんな「なんやねんあれ、アホみたいやん。あれがなんかイヤやねん」そんな「まあそんなんゆうてもしゃあないやないか、そういうもんやないか」 こんな「いやー、イヤやねぇ」そんな「そんなことゆうとっても、その内キミも持たなしゃぁないて」 こんな「いゃー、持ってもあれはイヤやね。あんなコトはしたくないね」 そんな「したくないゆうてもしゃぁないやないか、そういうもんやねんから」 こんな「いやー、イヤやねぇ」そんな「でも、キミも持ったら、ああやらなあかんねんで」 こんな「いや、僕はもしスマートフォン持っても、あんなコトせえへんね」そんな「え、ほんならどないすんねん」 こんな「指をじーっとさせといてやな、下のスマートフォンをこう、動かす」そんな「なんでそれやねん!」 こんな「こう、しゅーっしゅーっとやね」そんな「なんでやねん! アンタとはもうやっとられんわ」 そんなこんな「そんなこんなでしたぁ」テンテンテンテケテン。
ブルーの風船。
綺麗だ。 応援の喧騒の中、 ひとり空見る。
今年最後のイエローピープル。
ただ今午後1時すぎ。台風15号は和歌山沖を少し東に過ぎたあたりで、このあたりは雨は収まってきたけれど、今、外では風がごうごうと強い風。アチラコチラのみなさんは、台風の影響ダイジョウブ?気をつけてください。気圧のせいかアタマがぼおっとして、それになんだか背中が堅くて重たくて、全体的にダルイな。ここ数日、イラスト仕事数点、ドカッと完了。まずは「スーパークロスワード」誌。↓編集部のお題は、「ネーミング一つで印象も大違い 物語の中の地名」 ↓編集部のお題は、 「失われつつある自然を残す 里山を守り、育てよう」 ↓編集部のお題は、 「境内は大にぎわい 酉の市で福をかき集めろ!」 続いて「ナンクロメイトDX」誌。↓編集部のお題は、 「美しき熱帯魚の王様 ディスカス」 ↓編集部のお題は、 「働けど働けど お金貯まらず…」 そして、セブンイレブン限定のクロスワード誌、「ラッキー! クロスワード」誌用の、ヒーローイラストパズルもうりゃっと完了。↓ (このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)ニュースで「プリントゴッコが完全販売終了」と。2年ほど前に本体の製造が完了して、その時にそのことを記事にしたけれど、いよいよ、備品の製造販売とサポートも終わり、発売元がプリントゴッコ事業をこの12月に、完全終了するとのこと。僕は毎年プリントゴッコで年賀を作っていて、それは12年シリーズになっていて、あと5年あるのでその間はプリントゴッコで通せるように、それができるだけの備品はすでにストックしてある。5年後の年の瀬には、「日本でただひとりブリントゴッコで年賀を作っている人」になろうと思っている。だから、個人的にはココロの覚悟はすでにできているのだけれど、何にせよ、あんなに一世を風靡した商品がなくなるのは、ちょっとサミシクもある。そんな感じにヨノナカが変化しつつ、また今年は、ホントに自然の厳しさを教えてもらっているような、そんな感じ。もしかしたらこの冬は、極寒だったりするのだろうか?そんなこんなです。
そんな感じが好きです。
みかん。
トン平焼きとビール
最近マンションの1Fの廊下で、 よく涼んでいる。
10年前にこんな感じだった近くのお地蔵さんが、
ずっと気付かずにいたが、新しくなっていた。 駅までの道の途中にあるマンションが、解体なのか改装なのか、廊下の壁に青い印をアチコチにつけて。アートのようだ。 まだ暑いなぁ。まだまだ暑いなぁ。脳みそ取り出して洗いたいなぁ。 あ、そういえばセミはもう鳴いていない気がする。「今年はイマイチ盛り上がらなかったなぁ」なんて、日本全国セミ協会(JSA)も言ったりしているのだろうか。ねぇ、柏木さん。9月ももう半分やねぇ、
そんなこんなです。
昨日知ったのだけど、僕がここ数年、一番好きな好きなブランドだった、「タブロイドニュース」という洋服メーカーが、7月に倒産して無くなっていた。秋冬物を見たくてサイトに行ったら閉じていて、調べたらそういうことだった。一時期直営店が増えて、2007〜8年くらいには東京に数店、大阪に一店舗あったのに、それがだんだんと無くなって、「おや?」と思っていたのだけれど、あー、そうなのか、と。「タブロイドニュース」を知ったのは、2004年だった。仕事の内容と形態が変わってから5年くらいたって、ようやく収入が安定してきたので、それまで我慢してきた洋服関係を、ちょろちょろと買い始めた。「シュッとした感じ」というコンセプトをたてて、気に入った感じの服を少しづつ買い集めた。で、三ノ宮にあるセレクトショップで見ていると、店員さんがあるジーンズを勧めてくれた。試着してみると履いた時のシルエットがキレイだった。そして、そのタイプは、膝上あたりから太股を覆うように放射線状に、クッキリと白い筋が出るように加工がしてあった。とても気に入ったので即買い。それが「タブロイドニュース」のジーンズだった。その後の数年の間に、「タブロイドニュース」のジーンズは、違うタイプのものを4本買ったけれど、一番最初に買ったその時のジーンズは、その後もずっとお気に入りの一本で、今もまだある。 少しダーク気味の深いブルーはすっかりと白っぽくなり、膝上からの放射線状の白い筋はすっかり見にくくなり、シルエットも少しヨレてボタンホールもボロボロになった。それでも、7年たった今でも、履いていてキモチがいい。でもさすがにもう、太股前面あたりの生地が、かなり薄くなってきておまけに汚れていて、「もうそろろ終わりかなぁ」と、丁度思っていた。
そして、「同じようなタイプのものをタブロイドニュースでまた買おう」なんて思っていた。でも、そうか、 もう買えないのか。そのジーンズを買った日だったのか、そのちょっと後だったか忘れたけれど、「白シャツ」が欲しくて同じ店で見ていたら、「あ、これ、いい」と思って気に入ったシャツが、やっぱり「タブロイドニュース」だった。シルエットが好みだった。でもって、こちらもまだある。その後白シャツは他にも何枚も買ったけれど、ついついこれを着てしまう。で、こちらも7年。首周りはかなり黄ばんできたし、胸あたりに取れない汚れもついている。このシャツはたしかタブロイドニュースの定番で、少し前にネットで見たときには売っていたと思うんだけど、そうか、もう買えないか。
けれど、「買える時に買っておけばヨカッタ」とは、思っていなくて。ああ、いいか、と。
つまりこれは、「僕にとっての "ある時期" が、終わったんだな」と、そんな風に思っている。タブロイドニュースの服はあの頃のキモチにピッタリで、その後もそのキモチの延長線上で服を買ったりしていて、3〜4年くらい前にはアチコチのメーカーのネット通販で、バンバン服を買っていた時期もあって。けど、最近はどうもキモチがちょっと変わってきた。いや、洋服だけではなくて、いろんな部分で。思えばヨノナカも変わってきた。あの頃と比べるとガラリと変わったと言ってもいいくらい。それから、身の回りの人たちの状況も変わってきた。友人の一人は亡くなり、環境の変わった友人も多々いる。あと、ちょうど2004年くらいから頻繁に行っている、お店も来年場所を変えるという。うむ、この秋は洋服やモノを見直して、処分できるものはどんどんとしていこう。「タブロイドニュース大好き期」の2004年ころから、ネットでバンバン買った2009年くらいまでの間の服は見直しだ。同じころに沢山買った靴も整理しよう。気に入っているから捨てられなかったのけど、ほとんど履いていない靴はもう処分しよう。服以外でも、キモチに合わせて買ったけれど、必要だというので買ったけれど、場所をとっているだけでほとんど役にたっていないものも、捨てていこう。2008年くらいに描いて壁に飾っている絵も、全て仕舞って今後描いていく絵に序序に変えていこう。こんな風に、「タブロイドニュース倒産」のニュースは、最近替わりつつあるキモチのスイッチを、さらに奥まで「グイッ、ガチッ」と入れたくれたのでした。さあ、行こう行こう。ただね、上に書いた、「タブロイドニュース」のジーンズと白シャツの、2アイテムだけは、とことんボロボロになるまで手元に置いておこうと、そう思ったりしております。 そんなこんなです。
▼今は、魚のことを「さかな」と言うが、もともとは、「さかな」というのは「酒菜(さかな)」のことで、酒のあてのことであった。▼そのうち、よく酒のあてにつかわれる魚がそのまま「さかな」と呼ばれるようになった。▼では、「さかな」と呼ぶ前に、魚の事は何と呼んでいたか?「うお」。「出世うお」「うお市場」など、今でも使う「うお」である。なんて、こういう話をしたときに、いつも思うのが、「まぁ、たぶんこれは本当の事なんだろうけれど、でも、ほんとにそうだったのかどうかは、実際わかんないよななぁ、昔のどっかの時点で、すっごくアタマのいい、しかも茶目っ気のあるヤツが、みんなにそう思い込ませただけかもよ」なんて、思ったりして。そこんところが今となってはワカンナイのに、自身満々に人に教えたりしていいんたろうか?なんて、つい思ったりする。だから、酒のんでウンチク言っているおじさんも、美術館でヨコのおネエちゃんにウンチク言っているおじさんにも、その人が嫌いじゃなくっても、ニコニコ聴いていたとしても、心の中のスミッコにいる小さな小さな僕がひっそりと、「でも、そうは言われているけれど、 それは100%ホントニホントニほんとにほんとぉ〜? ゼッタイ〜? キミは直接見たんか〜? 直接聴いたんかぁ〜?」と小さな声で、言ったりしているのです。まぁでも、そんな事を実際、「ほんとかー?ほんとかー?ほんとかー?」なんて、実際口にしてその人に言っちゃったりしたら、それはそれで身もフタもないし、もしかしたらその通りなのかもしれないし、もし間違いであっても元ネタが間違いならその人のせいでもないし、解る大人同士はそういうのを踏まえて、黙っててもなんとなく、ちゃんとやりとり出来るものであるからして、ということでニコニコしているワケです。それに、魚が昔は「うお」としか呼ばなかったにしても、「さかな」の語源が「酒菜」であったとしても、結局のところは、今現在、ニコニコとお酒が飲めたらいいんです。そこんところが正しいであれば、それでいいんです。うーん、うまくまとめようとしたけれど、イマイチうまく行かないな。実は、今回の記事は、↑の絵が先にありました。なんとなく描いた絵です。それを挿絵にして、あとづけで文章をつけてみようと、そういう試みでした。そして、小さく二転三転していく文章。まだまだだな。