自分自身が「著作権」にかかわる仕事でもあるので、
ヒトの「著作権」にも敏感で、
基本的に「いいなぁ」と思ったものでも、
CDのジャケットなどをそのまんま載せるのはいつも気がひけて、
でも、紹介したいなぁ、なんて時もあって。
ので、
以前ミクシィの日記を書いていた頃に使ったのが、
こういう手。
まさしく「手」なんだけれど、
手を写してその後ろにジャケットがある、
という写し方。
たしか前に読んだ「著作権」にかかわる本で、
「写真の後ろにたまたま写ってしまっている場合は著作権にかからない」
(例えば、後ろの壁に掛かっている絵とか、街での背景のポスターとか)
というのを逆手にとって遊びゴコロでしたりしてた。
まぁ、意図してやっているんだから、
かかるといえばかかるか。
最近入手のアルバムたち。
●二人組のユニットのThe Bird & The Beeの、
「Interpreting The Mastes Volume 1」。
80年代前半によく売れたホール&オーツの全編カバー。
僕なども20代の最初ころに聴いたなじみの曲たちを、
柔らかなテクノポップにしていて心地いい。
●金髪の美人さんはPixie Lott。
アルバム「Turn Up」。
本国では去年の秋に発売されているのに、
日本版は発売予定はあるみたいだけどまだのようだ。
(もしかしたら探しきれなかったのかもしれないけれど)
だから、輸入盤で買った。日本語版があったら買ったのに。
どうしてこの国は、「いいなぁ」と思う海外のアーチストは、
発売が遅かったりするのかなぁ。
マイケルの映画に出ていたオリアンティも今は日本語版があるけれど、
ビミョーにタイミングが遅かった気がする。ちゃんとお仕事してますか?
とにかく2曲目の「Cry Me Out」という曲が大好きだ。しみる。
●そして、Leyonaの「PATCHWORK」。
ジャケットをみたら長かった髪の毛をばっさりと肩あたりまで切っていた。
短めの髪もとても似合っていてキュート。
カノジョはほんとに声が大好きだ。
ほぼ一年前に、東京でやったライブを見に行ったっけ。
けど、
アルバム的には、前の前のミニアルバム「Melody」の方が好きだな。
さて、
前回にちょっとふった中国のお話。
このごろ中国は「著作権」で問題になる。
僕も前は「こまったもんだ」と思っていた。
けれど最近、
考え方を変えた。
もういいじゃないか。
あの国はいろんなコトをしてくれるので、
オモシロイ。
マイケル・ジャクソンももしかしたら中国では生きていて、
テレビに出て踊ったりしているかもしれない。
パンダだって、よく見たらジッパーが付いているかもしれない。
「今度は何をしてくれるのだろう」なんてワクワクしながら、
大らかなキモチで楽しんで見てたらいいのじゃないか?
なんて思うようになった。
「いやいや、何を言ってるんや。
"権利"とか"利益"とかを守らないと正当な経済がなりたたないじゃないか?」
という意見もあるだろうしそれはそれでもっともだ。
けどさぁ、一生懸命"権利"とか"利益"にうるさく行ってきたあげくが、
今の経済状態やん?
おまけに"権利"とか"利益"を死守しようとして、
キューキューで窮屈な状態になって、
逆にどんどんと尻つぼみになっているように思える。
「ずるっこしてまで儲けるのが許せないっ」というならば、
どこの国だってかつてどこかで「ずるっこして儲けた」覚えはあるだろう。
ましてや、"権利"とか"利益"を守る為の「ずるっこ」は、
この国のニュースでも日常茶飯事だ。
ヒトのことは言えない。
もう「おおらか」でいいんじゃないか、
とそんな風に思う。
「地球」という「村」の中の、
「中国」という、ちょっと「えっ?」と驚かされるヤツだけど、
「思ってもみなかった」オモシロイコトをするので、
「まぁ、いろいろあるけれど、楽しいからちょっと見ておこか」
くらいのヨユーキモチが、
これから、必要な気が、
なんかする。
なんてコトを言うと、
「よし、ヒトのマネしていいねんな、どんどんヒトのバクッて儲けたらいいねんな」と逆ねじくらわすヒトもいるかもしれないけど、
それは違う。
「おおらか」なんだから、
そんな風に、
キッとなっちゃダメダメ。
そんなこんなです。