今日は確定申告を終える。
ここ数年はパターンが一緒なので、
数時間あれば完了する。
「ああ、去年もがんばったねぇ」
なんて思いながら、
これが終わればすぐに春。
が、だ、
それをやっている間の数時間、
手を止められてしまったのが、
オリンピックの女子フィギュアスケート。
今回の日本代表の3人は、
なんかすごくそれぞれで3人全体のバランスよく、
(競技がという意味ではないですよ。3人のそれぞれのあり方というか)
なんかまるで、
うまくキャスティングしたようだなぁ、
と思った。
あえて、名前を書かずに進めてみよう。
3人のうちの一人の彼女は、
結局数回失敗してしまって金は逃してしまったけれど、
なんか、すごくヨカッタ。
競技もそうだけれどそれよりあの「凛(りん)」とした姿。
大人っぽい演技も、あえてそれに挑戦した姿も良かった。
それに、失敗しても、「銀」だ。
「あ、こういう特別な星のコっているんだよな」と思った。
ここんところ僕が少し気にしている「空気感」「存在感」「質感」が、
なんか全てそろっているように僕には見えた。
とても若いけれどすでに少し高いところにいる彼女、そんなイメージを思った。
3人のうちの一人の彼女は、
前回のオリンピックではアイドル的に注目されたけれど、
結局力が出せなくて他の選手の金メダルで注目はそちらに移った。
一方今回は最初から別の選手が注目されていて、
そう言う意味ではちょっとカワイソウな星だなと思ったりもしていた。
でも演技を見て「それはヨケイなお世話だな」と思った。
なんか、表情や動きから見える内面がスッキリとしていて、
「自分にできるコトを表現しよう」という姿勢が感じられるように見えた。
この4年の間に苦悩もあったんだろうになぁ。
経験を積んで大人になったキャリアウーマン、そんなイメージの彼女。
3人のうちの一人の彼女は、
まるで「銀行の窓口のお姉さん(でも、すでに結婚して子供もいる)」みたいな、
そんなちょっと親しみやすい印象。
けれど、リンクに立って滑ると、
まるで、「母親」のようなそんな表情で、
しっかりとしなやかに自分の演技を表現したように見えた。
「ふと見ればヨコに日本の母、それがアナタ」、そんなイメージの彼女。
3人3様の感じの違いが、
それぞれにホントにヨカッタ。
まぁ、こんなことを書いたけれど、
それはあくまで、
「イマジネーション」でもって僕のアタマが勝手に思ったこと。
なんにせよ、
あの場所に立ったというそれだけでも、
そして、3人ともが「世界で8番目」までに入ったことだけでも、
ほんとに、
「たいしたもんだなぁ」と思う。
「演技」とか「ジャッジ」とかいろいろあるんだろうけれど、
とにかくみんなエライ。
おめでとう。
そんなこんなです。