今日少し外に出たら、
フッと鼻に入ってくる香りが。
どこからともなく、
キンモクセイの香り。
「あっ、この季節か」と。
匂いとか香りって、
アレですよね。
結構するどい。
というか、
「脳みそ」の感覚に結構ピピッときません?
昔になじみだった匂いを嗅いだり、
とても好きな匂いをどこかで匂ったり、
そういう時、
「はっ」と思いません?
よく言われるのが、
「昔つきあっていた人がつけていた匂いがすると振り返ってしまう」
とか、ありますよね。
そういう意味では、
四六時中働いている「聴覚」よりも、
結構、瞬発的には、
するどいかもしれないなぁ、
と思ったり。
でも、逆に、
なじんでしまうと鈍くなったりしますね。
部屋の匂いなどがそうだけれど、
ずっとその匂いの中にいると、
もうわかんなくなったりするんですよねぇ。
けど、
人が部屋にいると何らかの匂いが知らないうちに漂っていて、
(食事とかお茶類とかタバコとか芳香剤とか、
動物としての人間臭とか、あと女性なら香水とかもかな)
でも、
ぜんぜん本人次第に気になっていなかったり。
で、
外に出た瞬間も本人気が付かないんだけど、
(まだ鼻にその匂いが残っているのだろな)
外の空気吸ってすぐに戻ってきたりすると、
ドアの前ですでに、
ほのかに漏れている自分部屋の匂いを、
鋭く感じとったりします。
嗅覚って、
「瞬間的にはめちゃくちゃ働くけれど、なれると怠ける」
そんな人みたいです。
職場にいませんか?
そういえば、
イヌの嗅覚は、
人間の何千倍、何億倍あるらしい。
「人間って臭いよねぇ。たまんないよねぇ」なんて言われていたりして。
そんなこんなです。