「なごむアトリエ」のブログ『そんなこんなです。』: 五輪行進とストリートビュー、2つの「うーん」。

暑い。

最近の出だしはこれに決めました。

北京オリンピックが始まった。
「もうオリンピックもなぁ」と思いつつ、
やっぱり開会式を観てしまっている。

それにしても、
どうして、
「行進」の時の「日本」のユニフォームは、
いつもパッとしないんだろう。

というか、
観ていると「民族衣装」を着て行進する国も多い。
ならば、
どうして日本は着物を着ないのかなぁ。
この季節ならば、「ゆかた」だ。

着て欲しいなぁ、
「ゆかた」。

日本人独自で日本にしか無くて、
日本人が一番似合って、
しかもオリジナリティと伝統をアピールできる衣装。
あんなにいい民族衣装を持っているのに。

男はキリッと、女はしっとりかつ華やかにカワイク、
団扇をフリフリとかしながら歩いてごらん。
「オー、サムライ! 　オー、ビュティフゥーガール」、
なんて世界でのウケもいいはずなのに。

オシイなぁ。
なんでしないかなぁ。
世界の中で。

Googleマップで始まった「ストリートビュー」。
アチコチの町の通りが、
そのまま3Dの写真で出てくる。

自分の住所でもやってみた。
ああ、バッチリとここのマンションが写っている。
近くのマンションや近く駐車場や、
ちょっと前までとまっていた車とかもそのまま写っている。

「なーんか、ヤだなぁ、こーゆーの」
と思った。

なんていったらいいのか、
プライバシーを覗かれているような。

まぁ、駅前とか幹線沿いならば、
待ち合わせなどに便利かもしれないけれど、
密集した住宅街にコレ、必要かなぁ?
逆に、なんかヤな感じがする。
やりすぎだ。

有名人や、
それに善良にヒッソリくらしている人までも、
なんかヤな目にあうんじゃないか、
とも思ったりもするし、
逆にアヤシイことしている人も、
これ、ちょっとイヤなんじゃないかなぁ。

例えば、
「浮気相手のマンションの前に止めていた自分の車」
が写っていたら、
まぁそれで浮気がばれないとしても、
ちょっと観た瞬間、イヤーな感じがするんじゃないかなぁ。

それにしても、
これ、車に乗って、
写真を写しに回っているワケでしょう?

そのエリアの撮影の日を公開してくれるとか、
誰かがこっそり教えてくれるとかしないかなぁ。

ならば、
ずーっとくっついて行って、
ずーっと写るとかして遊べるのになぁ。
「クマ」の着ぐるみとか着たりとかしてね。
そしたら、
このエリアの「ストリートビュー」には、
ずーっとアチコチで「クマ」ちゃんが写っているのだ。
タノシイぞぉ。

あと、
めったに会えない遠くの両親に向けて、
メッセージを書いた横断幕を持って、
通りに立っているというのはどうだろう?
2歳の赤ちゃん抱いてさ、
横断幕には、
「お父さんお母さん元気ですか?タクミもこんなに大きくなりました」
なんて大きく書いてさ。
そしたら、「ストリートビュー」でずーっと、
両親へのメッセージが送れる。

いっそのこと、
撮影の日にはみんなして、
わらわらと通りにくり出して、
撮影の車の回りを、
わらわらわらわらと付いていって、
みんなして写る。
どこのストリートビューも、
わらわらわらわらと人が大勢写っている。
というのはどうだろう?

「情報化社会」が、
なんでもかんでも公開されてしまうものならば、
逆手にとってこちらも遊んじゃうのが、
いちばんな気も、
する。